OB・OG訪問 vol.3(36回生:澤田 慎吾さん)

各方面で活躍する千種高校の卒業生にインタビューを行うOB訪問企画、第3回目は36回生の澤田さんです。

高校時代バスケ部に所属し現在はハワイ在住。ハワイにて起業しマッサージ専門学校を展開しています。
日本に帰国した時にお会いし、お酒が入ってる中でのインタビュー。高校生当時の事、在校生へのメッセージをセキララに話して頂きました。


PART1:後悔させてくれてありがとう

Q:澤田さんと言えばバスケですね。高校生活はどうでしたか?

澤田:
すごく自由な学校に入学させてもらって、とてもよかったと思っています。
卒業してからハワイに遊びに来る同級生や先輩に会うと、千種高校でよかったなー、と思います。
社会に出てからも活躍している人が多く、起業している人も多いと思います。
一生懸命生きていて人柄がよい、というのが卒業生の特徴だと思いました。

ただ、よい学校を卒業したと思ってはいますけど、実は後悔が強いです。
在学中はバスケ部だったんですが、3 年の時の最後の大会でインターハイに行けず、結構早めに負けてしまいました。
当時同期のバスケ部には中学時代の愛知県選抜が4人もいて、インターハイは確実といわれていたメンバーでした。
小学生から一生懸命打ち込んでたバスケでしたし、最後負けた瞬間はとても悔しく、現実を受け入れるのに時間がかかりました。こんな悔しい思いは二度としたくないと心から思いました。
卒業後の人生でも、これほどの後悔は二度としたくないと強く思って生きてきました。
仕事に打ち込む事ができるのも、この時負けた経験が生かされていると思います。

スタッフ:
当時澤田さんは何時バスケを辞めるかわからない感じてしたね。

澤田:
一生懸命取り組んでなかったんでしょうね。
他にすることもないし、バスケしかしてこなかったので、惰性で練習に参加していた時期もあると思います。
後悔といっても負けたことに後悔しているわけではなく、一生懸命に取り組まなかった事に後悔しています。
千種高校は何でもやりたい事ができる校風なので、何事も一生懸命取り組んで欲しいです。
そして思いっきり失敗して後悔すべき!「二度とこんな後悔したくない」って生きていって欲しいです。これは在校生へのメッセージですね。
みんな、何かしら高校生活は後悔してると思います。
私も高校生の後悔が今の仕事に活かされてるので、「後悔させてくれてありがとう」って感じです。
他の高校では絶対経験させてくれませんよ。

 


PART2:ハワイで起業

Q:今はどんなお仕事をされてますか?

澤田:
ハワイでマッサージ専門学校を 2012 年に開校して、学校を経営をしています。
ハワイ州のマッサージライセンスを取得するための学校で、ロミロミというハワイ式マッサージを通してセラピストの育成をしています。2017 年 5 月で 35 歳になるんですけど、肩書は校長です!笑

スタッフ:
すごいですね。昔では考えられないです。

澤田:
昔はろくに練習もしないで腐ってましたけど、今は世の中の良くしたい、社会貢献したいと思って頑張ってます。
そんな中、従業員の人生を豊かにしたいと思い、その難しさと楽しさを実感しています。
きれいごとかもしれませんが、まずは言う事からはじめたいと思います。
いつか他の千種高校の方とこんな会話ができることを望んでます。

スタッフ:
お忙しい中、ありがとうございました。